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台風14号2023たまごと進路は?米軍ヨーロッパ気象庁情報と日本への影響も

季節の話題

【最新】10月2日午前3時台風14号「コイヌ」が発生しました!

いち早く台風情報を確認できる米軍JTWCのサイトでは「台風」として確認されていますが、日本気象庁による発表では「熱帯低気圧」と発表されています。(9/29午後9時時点)

日本で「台風」と発表されるには、基準があります。

熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。

www.jma.go.jp

「北西太平洋」は、日本の南側のピンク色の部分を指します。

「南シナ海」は、沖縄やフィリピンの方で日本の南東側になり、青色の部分のことを指します。

台風14号に関するこれまでの経緯はこのような感じでした:

  • 9月9日午前3時に確認された台風14号のたまごが一度消滅。
  • 13日午前5時に再度、次の台風14号のたまごを確認。
  • 16日午後3時時点、台風14号のたまごは消滅。
  • 19〜20日にかけて、台風14号のたまごとみられる熱帯低気圧を確認。
  • 21日午後9時には消滅。
  • 23日午後3時、フィリピン北西周辺に台風14号のたまごともなり得る熱帯低気圧を確認され、24日には発達。
  • 25日に日本の南側に発生した、台風14号のたまごとなり得る熱帯低気圧が消滅しました。
  • 29日午後3時時点で確認された熱帯低気圧が発達し、30日午後9時に台風14号となりました。

今年は「トリプル台風」と話題になった台風9号、10号、11号の同時発生や速いペースで発達した台風13号などがありましたので、また次の台風がどのように発生するのか、とても気になるところです。

台風14号の名前は、「コイヌ」です。かわいいと思ってしまう名前ですね。

今回の台風14号たまごは、発生したり消滅したり、を繰り返しているので今後も注視しておくと良さそうですね。

この記事では、台風14号のたまごと進路予想について、米軍、ヨーロッパ、気象庁の情報をもとにお伝えします。

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台風14号のたまご2023 発生と進路状況について

台風14号の状況については、このような経過を辿ってきました:

9月9日午前3時に、台風14号のたまごと見られるような熱帯低気圧の姿が確認できました。

12日午前3時、台風14号のたまごの勢力が強まっている状態でしたが、13日午前3時には消滅しました。

13日午前3時、次なる台風14号のたまごが確認され、16日には消滅しました。

19日午後3時、新たな台風14号のたまごが再度、発生されました。

21日午前3時時点、台風14号のたまごが発達してきている様子が確認されましたが、その後、同日午後9時には消滅しました。

23日午後3時、フィリピンの北西あたりに熱帯低気圧が発生しているのが確認されましたが、その後消滅した模様です。

29日午後3時、日本の南側にある北西太平洋に熱帯低気圧が発達しているのが確認されました。

30日午前0時、29日に確認されていた熱帯低気圧が発達し、台風へと変化しました。

10月2日には「コイヌ」という名前で台風の確認がされています。

さっそく、米軍サイトJTWCの情報で詳しく見ていきましょう。

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JTWC(米軍サイト)による情報

今年の台風14号たまごに関しては、とても忙しく変動を繰り返しています。これまでの流れはこんな感じでした:

12日午前3時時点、沖縄の南側あたりにに「92 W」とオレンジ色の円が発生しましたが、その後消滅しました。

13日午前5時時点、日本列島の南東側に「93 W」という黄色の円が確認されましたが、その後14日午後3時時点、黄色の円だった「93 W」が水色に変化し16日午後3時には消滅しました。

そして19日から20日にかけて、日本列島の南東側に黄色の円で「96 W」という台風のたまごが確認されました。

21日午前3時、黄色の円だった「96 W」がオレンジ色に変化したので一時は発達してきていましが、午後9時には消滅しました

23日午後3時時点、フィリピン北部付近で「91 W」と黄色の円になっていた熱帯低気圧が24日午後3時時点ではオレンジ色に変化していたので、発達した様子です。

そして、25日午前3時、熱帯低気圧「91 W」は赤色の円に変化したのでさらに発達しているということが確認されました。このまま消滅したり日本への影響がない場合は台風として発表される可能性は低いと見ていました。

そして、29日午後3時、「93 W」という赤い円が確認され、29日午前0時には、それが「TD 14W」と表記されている台風へと発達しました。

TY 14W”KOINU”」と赤い矢印で表記されているのが台風14号がある場所です。(10/4午前3時時点)

今後の動きについて、日本へ接近するのかどうか注意が必要です。

続いて、ヨーロッパECMWFの情報を確認してみましょう。

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ECMWF(ヨーロッパ)による情報

こちらは、29日午後9時時点の天気予想図です。

日本の南側に黄色と少し緑色がかかった部分が確認できます。

おそらく、このあたりが米軍JTWCサイトで確認された次の熱帯低気圧が発生している場所と見られます。

日本からはまだ離れた場所に位置しているので、日本への影響は出ないかもしれませんが、今後注意していきましょう。

熱帯低気圧が米軍JTWCでもヨーロッパECMWFでも確認されました!

それぞれのサイトを比較しながら今後の動きにもまた注目です。

続いて、日本の気象庁による発表を確認してみましょう。

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気象庁による情報

10月2日午後12時時点、「T2314 KOINU」という呼名で台風14号が発表されました。

この先の進路状況を見てみましょう。

10月2日午後12時の台風14号の発表の時点で、台風の勢力は「大型の強い台風」と発表されています。

3日、4日には、非常に強い台風に発達しながら、沖縄が暴風域に入っていく見通しなので注意が必要です。

その後は、ゆっくりと西へと進んでいく見込みです。

詳しい情報については、こちらの気象庁公式サイトをご確認ください。

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まとめ

以上、台風14号のたまごについてお伝えしてきました。

9月9日に台風14号のたまごが発見されてから何度も発生・消滅を繰り返していますが、9月はまだ台風の発生が起こり得る時期でもあるので、こまめに最新情報をお伝えしていきたいと思います。

25日午前3時時点では、台風14号のたまごが発達していきましたがその後消滅しました。

さらに、日本の南側に次の熱帯低気圧も確認されましたが、こちらも早い段階で消滅しました。

29日午後3時、日本からまだ離れた場所ですが、南側に発達中の熱帯低気圧「93 W」が確認され、午後9時には台風へと発達しました。

そして、10月2日午後12時には、「台風14号発生」と発表されました。今後の日本への影響について注意が必要です。

今後、速いペースで次の熱帯低気圧が発生するかもしれないので、その勢いでまた台風15号・16号が発生するかどうかについての最新情報も追記していきます。

今年の台風14号は何度も発生・消滅してるね!

今後も観察を続けていきましょう。

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